Ikebana artist/Florist 生駒敦さん

はな

 

 

いきなりですが皆さん、お花は好きですか?

 

普段町やお店に何気なくある花。

どのくらい気にしたことがあるでしょう。

 

今回取材したのはフリーランスの華道家、Floristとして活動をされている生駒敦さん。

フリーランスとなり、5月半ばに開業したばかりの生駒さんにお話を聞きました。

生駒さん1

どうぐ
愛用の道具たち。意外と軽くて使いやすそう。

【花屋と華道】

生駒さんは生駒瓢耀として山村御流でも活躍中。

曾祖父が奈良にある円照寺の山村御流の基礎を制定し、父方は代々華道の教授をされていたそうです。

 

幼少期から華道の道を…という訳ではなく、昔は全く華道には興味がなかったそう。

大学時代はウインドサーフィンに明け暮れ、仕事も建築業等、最初は全く別の業界に勤めていました。

 

その後花屋に転職。

町の花屋ではなく、ディスプレイ装飾やエントランス生け込みなどで使う花束等も提案していました。

ディスプレイ1

 

ディスプレイ3

その時のフラワーアレンジの技術のおかげで、華道×フラワーアレンジメントという、他の人にはできない作品が作れています。

 

下の写真は正月に高級老人ホームのエントランスにて飾っていただいた生け花。

松や和花を使って、枝の向きまで考えられた生け花は中々ないですよね。

老人ホーム

 

 

生駒さんが本格的に華道に関わりだしたのはつい5年程前。

現在32歳で山村御流ではかなり若い方とのことです。

 

花屋は来た人、必要な人しか買わない、

でもフリーランスの華道家、Floristの仕事は今まで花が介入していなかった場所に入り込めることが醍醐味だそう。

花の新たな可能性を発見できそうです。

かのうせい

かのうせい2

かのうせい3

「その場にある花ですぐに形にできること。

花は一本一本違うので、まったく同じものが作れないこと。

これがやりがいとなっています。」

と生駒さん。

 

―花屋のフラワーアレンジメントと華道はどう違うのでしょうか。

花屋は豪華さを求めることが多いです。

しかし華道はどれだけ省略して元の素材を見るか、を大切にしているそうです。

生駒さん2
「華道は人間の内面を見るんです。」と生駒さん。

 

【外国人に体験してもらいたい】

フランス人等、外国人で華道に興味を持ってくれている人は多いのだとか。今後は宿泊施設等とコラボして気軽に華道体験ができるようにしていきたいとお話されていました。

 

また、結婚式のブーケを母親に作ってもらい、その制作場面を撮影し式で流したり、

このほかにも今までと違う新しいアプローチをどんどん行っていきたいととても意欲的なお話でした。

因みに、ブーケはよく見る花束ではなく、色々なものが提案できるそう。

これは乙女心をくすぐられますね!

ブーケ1

ブーケ2

ブーケ3

【奈良で奈良の流派で花の幅を広げたい】

 

今回の取材で特に面白いと思ったのはお店で買ったままの植木が並んでいるのに違和感を持っていらっしゃったことです。

私は全然気にしたことがなかったのですが、

確かに鉢を変えるだけでも全く違う印象になりますよね。

鉢もわざわざ土を用意しなくても、プランターごと入れる方法もあるのだとか…

みせ1

 

外国人をはじめとした観光客が増加しつつある奈良。

日本の文化としての華道をもっと広めていってください!!!

 

いこまさん3

 

【お知らせ】

円照寺門跡

山村御流いけばな展

◎会期:2019年7月17日(水)から7月22日(月)

◎ご入場時間:午前10時から午後6時30分(午後7時閉場)

※7月19日(金)、最終日7月22日(月)は午後4時30分まで(午後5時閉場)

〔前期展〕7月17日(水)から19日(金)

〔後期展〕7月20日(土)から22日(月)

 

◎会場:大阪高島屋 7階グランドホール

◎入場料無料

 

Ikebana artist/Florist 生駒敦

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取材:ほりいみほ、山口隆太、古財侑季、めぐみ

取材時の撮影:ほりいみほ、山口隆太

(順不同)