元公務員が語るホンネ ストーリークリエイターHARU

たいだん

 

 

2018年10月6日(土)14時からきらっ都奈良にて公務員を目指す方や現役公務員の方向けのイベントが開催されます。

その名も「公務員解体新書」

奈良で現役公務員として働いており、ならマガを運営する地域団体編集奈良の代表、高松明弘と14年間奈良で公務員として働き現在フリーランスとして働いているHARUが、公務員についてトークを繰り広げ、皆で自分らしく働くことについて考えるという参加型トークイベントです。

今回高松さんと対談するHARUさん。編集奈良広報やならマガでも活躍する彼の正体は何者なのでしょうか。

緊急インタビューさせていただきました。

これを読めばもっとイベントが楽しくなる!

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細身で長身、黒のハットにサングラス。
ユニセックスで異様な雰囲気。


彼の出で立ちは、目を引かないわけがない。

HARU(35)
2児の父。職業はストーリークリエイター。

はる


14年勤めた公務員から「ストーリークリエイター」へ


—まずは現在の職業から教えてください。

HARU:わかりやすくいうと毎週日曜日の夜にテレビで放送しているドキュメンタリー番組の『情熱大陸』ってあるじゃないですか? ぼくもそういうドキュメンタリームービーや記事を製作しています。

はる

—記者などの職業との違いは?

HARU:記事を書くというと、記者やライターが浮かぶと思いますが、大きく違うのはぼくはその人の「生き様」を映像や記事で表現するので、1回取材して終わりっていうんじゃなく、継続して追いかけていきます。

なので、挑戦し続けてもらう必要があるんです。

だからその人が目的を見失ったり、課題に負けそうになっていたり、PRで悩んでいたらそれを聞いて整理して、また挑戦してもらう。

それがストーリークリエイターの仕事です。

 

高松さん
奈良市公務員 高松明弘さんの取材記事
高松さん2
同じく高松明弘さんの取材動画。声、表情から気持ちが伝わるので動画も撮影する。

—いつから、ストーリークリエイターとして働いていらっしゃるんですか?

HARU:今年の4月からです。それまでは奈良県庁で公務員として働いていたので。


—公務員として働いていらっしゃったことに驚きです。

HARU:「公務員」っていうと、地味で言われたことを粛々とやる人って思われると思いますけど、ぼくは本来「公務員」っていう仕事は、「地域や住んでいる人をいかに豊かにできるか」に尽きると思うので、見た目は関係ないと思ってました。

 


公務員として働いた14年

 

—公務員を目指したきっかけは?

HARU:高校を卒業したのが2001年で、就職氷河期でした。

だから「安定している仕事」への価値が高かったですね。でも、小さい頃から「公務員になる!」って子供はいないですよね。警察官とか消防士だったらまだしも。

ただ、生まれた奈良には友達や親戚とか大切な人が住んでいるし、その人たちのために働けたら良いかなって思って試験を受けました。

 

—実際に働いてみてどうでしたか?

HARU:働きはじめた時は、特にやりたいことがなかったんですけど、採用から10年目にして広報の担当になったんですよ。

その時に取材したり、ショートドキュメンタリーを作って発信していたら、「この人が作ったトマトが食べたい!」とか「この団体さんのイベントに行ってみたい」という声をいただいたり。

これはめちゃくちゃ面白い仕事だなと思いました。

公務員時代
公務員時代


—その経験からストーリークリエイターに転向されたんですね。

HARU:そうですね。広報を3年7ヶ月やったんですけど、その後、福祉の部署に人事異動になって。

「これも大事な仕事だけど、広報の仕事がしたいなぁ」って思って。

それで、「なんでぼくをここの部署に異動させたんですか?」って質問したんですけど、明確な納得のいく回答がなかったんですね。

それで、誰でもいいからコマを動かすようにして決めたんだなぁと感じて。


あと、時代は副業とかパラレルワークとか言われているのに、その空気にもならないし。

世間知らずな井の中の蛙状態の人が多いことや、融通の利かないピラミッド型の組織が窮屈なのもあって辞めましたね。

はる


より人間らしさを伝えたい

—ストーリークリエイターとして撮影、取材の際に気をつけていることは?

HARU:「この人に会いたい」とか「この人と一緒に仕事がしたい」って思ってもらえるように魅力を引き出すのが基本ですね。


—なるほど、もう少し具体的に聞きたいです。

HARU:いくら専門的なスキルがあってすごい活動をしていても、気難しいし近寄り難い人だと「会いたいな」とは思ってもらいにくいですよね。

ぼくはこれからの時代、「効率性」よりも「人間性」が重要になると思ってるんです。


—人間性とは?

HARU:思いやりと情熱のことです。

効率性ばかり考える機械みたいな人はAIのテクノロジーが発達したら負けますからね。

正確に処理することはAIやロボットに任せたら良いんですよ。

人間には感情があるじゃないですか?

非効率だけど、「この人のためなら動きたい」とかね。

未完成だからこそ、魅力があるんです。

そこを引き出して、「この人はこんな人間ですよ」っていうのを視聴者や読者に伝えていくのがぼくが重視していることです。

はる3

ストーリーのチカラで自分らしい生き方を

—ストーリー作成を通じてどうしていきたいですか?

HARU:地球には70億人くらい人がいて、その生き様、ストーリーって同じものは無いんです。

みんなが自分のストーリーを映像や記事で表現したものを持っていたら、「私はこんな人間です、こんな風に生きてきました、こんな夢があります」って伝えられますよね?


—わかりやすくなりますよね

HARU:「この人に会いたい」とか「この人と一緒に仕事がしたい」って思ってもらえれば、仲間が集まりやすくなるんですよ。

みんなが自己表現することで自分にとって必要な仲間が見つかる。そしたらもっと、自己表現できる。

自分らしく生きられるって最高じゃないですか。

自分じゃない誰かになんてなる必要なんてないし。
みんなに好かれる必要もない。


大事なのは、自分らしく生きることができることですから。
そんな社会づくりをしていきたいです。


—今後の夢・目標は?

HARU:「点を取るための塾」じゃなくて、「自分に成れる場所」を作ることです。
なりたい職業があっても、親や周りから「そんなのお前には無理だ」って言われてる学生や若者がたくさんいると思うんですよ。自分もそうだったし。

ラーメン屋になりたいなら、親や先生になんて聞いても無駄で。
実際に経営して実績を出している人に学ばないと。

ぼくはそんな場所を作っていくのが夢です。

 

―ありがとうございました。最後に10月6日のトークイベントに向け、メッセージをお願いします。

HARU:元公務員と現役公務員がいろんな角度から「公務員」のホンネについて迫ります。

公務員試験のために勉強しているけど、実際にどんな仕事なのかってわからないんですよ。
ぼくもそうだったし。


現役公務員で仕事に対してやりがいを感じられていないとか、悩んでいる人にもぜひ参加してもらいたいです。

はる

▼10月6日のトークイベント「公務員解体新書」の詳細や申込方法は下のリンク先から

https://harumizuki.me/koumuink1/

▼HARUさんが取材した高松明弘さんのドキュメンタリー記事・映像はこちらから

https://harumizuki.me/2018-05-21-222630/

日にち 2018年10月6日(土)
時間 14時から17時(終了後自由参加の交流会もあり)
場所

きらっ都奈良(もちいどの商店街内 )3階会議室 奈良県奈良市橋本町3-1

参加料 学生:500円(交流会参加者は3,500円)要学生証、社会人:3,000円(交流会参加者は5,000円)

※服装は自由です。