風鎮大祭 龍田大社 【まほろば神社巡り 第2話】

風鎮大祭

こんばんは!まにまにです。

大雨により、各地の被害についての報道が続いております。どうぞ皆さんが心穏やかに過ごせますよう、この七夕の夜にお祈り申し上げます。

 

今回は連載第二話ということで、第一話で紹介させて頂いた龍田大社にて7月1日(日)に執り行われました、風鎮大祭(ふうちんたいさい)の様子をお届けします!!

このお祭り、なんと1300年前に始まったんだそうですよ!!

 

 

−7月1日 10時30分頃−

境内拝殿にて祭典が執り行われました。氏子さんや崇敬者、神社界の関係者やこの日のお祭りで奉納される方々が参列されて厳かな雰囲気の中、神事が進んでいきます。写真は巫女さんによる御神楽奉納の様子です。

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祭典の最後に宮司さんのお話があり、とても大切なことを仰っていました。

 

ともすれば 不平不満を言いがちな昨今ですが 何事もない 平凡な日常こそが 本当に ありがたい事であるのです。

 

先日の大阪を中心とする地震について触れられ、それによって再認識される日々忘れがちな何事も無く平穏無事に暮らせることへの感謝の気持ちについて語られていました。とても力強く生き生きとしたお言葉でした。

 

また『喜怒哀楽は 神さまから頂いた 大切な 感情でありますが これを上手にコントロールできず 陰の気に陥った時には 風を感じて 元の陽の気にお戻しください。』とも。

 

陰とはつまり負の感情のことで、怒りや悲しみなど。陽とは嬉しかったり楽しかったりする気持ちのこと。陰は必ずしも悪いものではなく、陰と陽は表裏一体です。心のバランスをとり、コントロールすること。

 

(こちらは宮司さんが祭典でお話して下さいました全文になります。是非お読みになってみてください。http://www.tatsutataisha.jp/kouwa.php

 

 

「神社は心のバランスをとるきっかけを与えてくれる場所でもあるのではないか」と、私は以前から感じています。

神社にお参りすると静かで清浄な空気が流れていて、太古からそこにある自然に心を寄せるとき、自分の悩みや負の感情は些細なことに思えてきます。

そして負の感情(陰の気)を持つ自分を一度受け入れ、それらとうまく向き合い、付き合ってみようというポジティブな感情に変換できるのです。

 

神社はただ神様にお願い事をして叶えてもらうための場所ではなく、

神様をお祀りし、神様や自然の豊かさへの感謝の気持ちを伝え自分と向き合うきっかけを頂く場所。そして必要であれば神様にご相談させて頂く場所。

 

それがまだまだ勉強中ではありますが、「現段階の」私が持てる神社の捉え方です。

 

 

ここまでこの気持ちを皆さんにどうしてもお伝えしたくて、長くなってしまいました‥

 

が!!!!!!!!

 

祭りは始まったばかりです。

 

 

−14時 居合劔詩舞道奉納−

拝殿前にて、柳生新陰流の居合が奉納されました。奉納(ほうのう)とは神様に捧げること。

訳あって私は見れなかったのですが、友人が写真に収めてくれました。

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こちらは合気道の奉納の様子。写真からも迫力が伝わってきます。

 

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恐らく師範か師範代の方。

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写真から想像することしかできませんが、きっと素敵な空間だったのでしょうね。着物の擦れる音と、剣の風を切る音。いつか機会があれば見てみたいものです。

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−17時 安岐風神太鼓奉納−

岐阜県中津川市に鎮座される風神神社に伝わる風神太鼓の奉納です。

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風神神社の始まりは平安時代だそうで、こちらの神様は龍田大社の分霊(神様のみたま)を勧請されたのだとか。

 

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テンポの速い太鼓の音が鳴り響き、『あぁ、夏祭りっていう感じになってきましたね。この感覚、好きなんです。』と目を輝かせて仰った方がいらっしゃいました。

 太鼓の音を聞いているとその場の空気や人々の思いが一つになっていくような、そんな感覚になって行きます。

空気が振動してどこか高みへ上っていくような、そんな感覚です。

 

 

 

 

 −18時半 風神太鼓奉納−

龍田大社に伝わる風神太鼓の奉納。

 

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振り付けは龍を表しているのだそうです。そう言われるとそんな風にみえてきます。

突き出す手が龍の爪のよう。龍になって天に昇りたい気持ちを表現しているんだとか。

 

お兄さん良い表情してますね〜

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奉納の後半、男性2名が乱入(笑)

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実はこの方、龍田さんの宮司さんです。すごく楽しそうに踊っておられ、見ているこちら側も楽しめました(笑)Tシャツの背中部分には風神の文字が。

‥‥風神Tシャツかっこいいなぁ‥どこで売ってるんやろ。欲しい。

 

 

 

 

−19時半 河内音頭・民踊奉納−

拝殿前に提灯が立てられ、そこを中心として民踊が繰り広げられます。

河内音頭を演奏するのは三音会の方々。4、5人の方々が交代で歌われていました。

  

時間が経つにつれ、徐々に祭りの熱が高まって行きます。これぞ夏祭り!!

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老いも若きも男も女も踊りの輪に加わります。

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皆で踊り、皆で作り上げるその時その空間にいられたことを「とてもありがたい」と心から感じました。(実を言うと感動して泣いていました笑)

 

 

 

 

−21時 風神花火奉納−

 

いよいよこの風鎮大祭の目玉です!!

沢山のカメラマンの方がこの風神花火奉納を写真に収めにいらしていました。

 

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男性は上半身裸で、女性も白い作務衣を着た状態で花火を奉納します。

飛び散った火花で多少の火傷もしますが、火傷ではなく「お印」と呼ぶのだとか。

 

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ロープが張られ、そのすぐ内側には万が一に備え、消防の方々が待機されていました。

沢山の方々の協力があってこそ催行できるお祭りなんでしょうね。本当に有難い。

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ラストに一際大きな花火が上げられ、宮司さんが印を結びながら祈念されます。

なんとも言葉では形容し難い、非常に美しい空間でした。

 

 

 

 

これにて、龍田大社 風鎮大祭は無事終了です。

お祭りのあとの名残惜しい感覚と夏の香りが心に染みました。

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いかがでしたでしょうか?

奈良にもこんなに素敵なお祭りがあるんですよ!!

この記事で龍田さんに興味を持って頂けた方がお一人でもいらっしゃいましたら、こんなに嬉しいことはありません。

今年は行けなかった方、来年是非足を運んでみてください!!

龍田さんでは秋にも秋季大祭が執り行われます。御神輿も出されますよ〜

 

 

最後に今回のお祭りの取材にあたり、写真撮影の協力をしてくれた、松浦さん、たかみー、ようぺくんの友人3人にこの場をお借りして感謝します。ありがとうございました!!

 

次回、まほろば神社巡り 第三話の内容は未定です!!決まり次第先日作成しました、私まにまにのTwitterアカウントにてお知らせしますので、是非フォローの方宜しくお願いします!!

@shrine_manimani

お読み頂き、ありがとうございました。