奈良ビト Vol.2 「伊川 健一」(健一自然農園代表)

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今回は、健一自然農園代表 伊川 健一さんをご紹介します!本人

 

伊川さんは、奈良市都祁を中心とした畑で、『大和茶』を作られている方です。

都祁地区は、大和高原と呼ばれ、奈良市東部に位置し、標高が高く、寒暖差の大きい場所です。

大和高原は、大和茶の栽培が盛んですが、中でも、伊川さんは、無農薬で安心安全なお茶を栽培されているのが特徴です。景色

 

伊川さんは、茶畑の跡継ぎ息子さんではありませんでした。ご自身の強い意志により、お茶作りを始められました。職業選択の際、なぜ、このお仕事(就農)をしようと思われたのでしょうか?理由は、3つありました。

1.奈良県の食料自給率は、15%。(もっと高いように感じるものの、事実はこの低さ。)

2.後継者が不足していて、農業に従事している人は、高齢者が多い。

3.耕作放棄地を放っておいては、ダメ。

 

以上の理由から、農業を志されました。決断されたのは、まだ15歳の少年の時でした。

その後、19歳で実際に就農され、現在に至っておられます。葉

 

また、

1.お茶の収穫は、観光客の体験に適している。

2.子どもは、九つまでに体験したことが記憶に残る。

 

といった理由のため、自分達でお茶を作って出荷するだけでなく、積極的にお茶摘み体験者希望者を受け入れていらっしゃいます。観光

 

さらに、

1.大学・化粧品メーカー等と共同で、「飲んで美味しいなあ~。」だけでないお茶の良さの研究。

2.お茶のパッケージ(缶容器の色)を季節で変える。

 

という具合に、単に、お茶を作って収穫して、まとめて売ったら終わりでなく、農業の先にある商品を考える事業にも、あらゆる角度から挑戦されています。

つまり、農業×教育・農業×工業製品・農業×デザインの可能性まで考えた、新しいお仕事にも取り組まれています。商品

 

最近は、海外からの案件も増えていらっしゃるそうで、お忙しくされていますが、講演活動もなさっています。

お話しを伺っていると、本当に自然や大和茶を大切にされている心が伝わってくる方でした。講義

ぜひ一度、健一自然農園の大和茶をご賞味されることをお勧めします!