暇だったのでちょっとふらっと秋篠に行ってみた
奈良の鉄道の要所、近鉄西大寺駅から20分ほど歩くと、『秋篠』という地があります。
そこで、3ヶ所の見学をしましたので、紹介します!
1ヶ所目は、『秋篠寺』です。
奈良時代最後の勅願寺(天皇の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して建てられたお寺)とされています。
本堂は、国宝です。
白色の藤?の花が、ちょうど見頃でした。
ツツジも咲いていました。
ツツジの奥の建物が、大元堂です。こちらには、秘仏「大元師明王」が安置されています。
普段は、閉ざされていて、毎年1回、6月6日のみ一般公開されます。
2ヶ所目は、『八所御霊神社』です。
秋篠寺南門のすぐ前にありました。
元々は、すぐ隣にある秋篠寺の鎮守だったみたいですが、由緒沿革は定かでないようです。
それでいて、880年以上も綺麗に保存されていることに驚きでした。
3ヶ所目は、『秋篠窯(秋篠焼)』です。
奈良と言えば、赤膚焼が有名ですが、昭和10年、今西洋氏が、赤膚山の土なども検討された上で、秋篠を見極め、築かれたのが、秋篠焼です。
それだけ秋篠は、優れた陶土と良水に恵まれているそうです。
現在は、二代目の今西方哉氏が、作品制作されています。
この日は、窯で焼く準備をされていました。
秋篠焼の展示室もあります。
見学希望の場合は、電話を掛けてからの訪問が良いです。
そうすると、快く秋篠焼について教えてもらうことが出来ます。
また、作品を購入することも可能です。
因みに、秋篠焼は、ならまちの「なら工藝館」にて、若干販売されています。
でも、こちらまで足を運ばないと、ほとんどの作品は買うことが出来ません。
箸置き等、小さな作品はお手頃価格です。奈良・秋篠観光のお土産にぴったりです。
以上3ヶ所を巡り、また歩いて近鉄西大寺駅まで戻りました。
なお、近鉄西大寺駅は、奈良市街地・奈良県南部・京都・大阪、いずれへの移動も便利です。
なので秋篠は、遠方から奈良へお越しになった方も、ぜひ訪れて頂きたい場所です。