ならビトVol.7「西尾 美也」(素材が洋服な現代アート作品で地域のコミュニケーションを作り出す芸術家)

西尾美也

 

今回の“奈良ビト”は、『素材が洋服の現代アート作品を制作』されている西尾 美也さんをご紹介します。家

西尾さんは、洋服好きのお母様の影響で、子供の頃から洋服を着ることが大好きだったそうです。特に、小学校3年生の頃より、バスケットボール選手を真似て、ユニホームのような服を着て、リストバンドを付けて、足下はソックス&シューズでカッコよく決めて、自己主張をされていたそうです。そして、「将来はファッション関係の仕事に就きたい。」と思われていたのだとか。

高校生になり、将来の進路を決めないといけなくなった時、ファッション関係の職業といっても、たくさんあり、当然、他の選択肢も無数にある中で、悩まれたそうですが、西尾さんが選ばれた道は、藝術大学への進学でした。東京の藝術大学で学ばれ、ご自身で新たな道も開拓、博士号も取得されました。

他人とは違う意見が言える環境の大学で9年間努力され、卒業後は、文化庁派遣制度により、なんとケニアへ行かれます。ケニアでも多くのことを吸収され、制度終了後、出身地でもある奈良にお住まいになりました。ケニア

奈良へ来られる時、「奈良は、現代アートがあまり開拓されていない。」と思われたそうです。それで現在、『地域に芸術が入っていく方法』にて、奈良を中心に現代アート作品の制作を行っておられます。地域の方々と積極的にコミュニケーションを取れば、芸術に興味がなかった人も巻き込むことが出来、やがて地域の皆さんの共同作品が完成し、また新しいコミュニケーションが生まれ、地域活性に繋がります。西尾さんは、そんな、“みんなで作る現代アート作品”の素材に、幼少期から好きだった“洋服”を使われているというわけです。服

特に、2016年に開催された文化庁と奈良市の共同事業、『東アジア文化都2016奈良市』においては、ならまちに、多くのボランティアさんと一緒に素敵な作品を2作も制作・展示されました。雨

家遠方からも多数、見学者がお越しになるという、ご活躍ぶりでした!